2018.11.11 同志社A、近大Aに順当勝利で大学選手権へ望み繋ぐ

 大阪市の花博跡地の鶴見緑地球技場は、快晴のラグビー日和。大学選手権出場に向けて、背水の陣の同志社。残り3試合、1試合とて落とすことは出来ない。

 この試合までの戦績(関西大学ラグビーAリーグ)は、同志社の1勝3敗に対し、近畿大学は4連敗中。順当に行けば同志社の勝利は間違いないところだが、既に行われたジュニアリーグでは近畿大学Jrが勝利しており、決して侮れ難い相手でもある。

 近畿大学Aは、これと言った特長も実績もないが、乗れば嵩に掛かり手が付けれなくなる侮り難いチームとの前評判。ただし、同志社Aの個々との実力差は明白で、正にそれを裏付ける試合展開となった。(試合経過詳細は、是非ともアトムの記事でご覧ください。)

 この日先発に起用されたNO.8ファイアラガ選手②が暴れまくり(2トライ)、副将CTB永富選手④が柔軟かつ冷徹に変幻自在のステップを切れば(2トライ)、もはや近畿大学は追随できない。

 同志社の得点は、理詰めの組織プレー(=練習通り)で勝ち取ったというより、近畿大学のディフェンスの甘さに乗じ、個々の選手の力量で得点を重ねた感が強い。

 先制のFL中尾選手②のトライ然り。NO.8ファイアラガ選手②然り。CTB永富選手④然り。

 心配したスクラムも同志社Aは何とか踏ん張り、試合を作った。気になったのは、同志社の前への圧力の弱さ。何だか見た目にも当たりが弱く、ブレークダウン(←弱い!)がままならぬため、得意の速い球出しと左右への高速展開が出来ず、実力で上回りながらも波に乗り切れないもどかしさを感じた。

 試合結果のスコア(D47:26K)は、まずまず当初の予想通りで、結果として実力差を示した。試合としては、正直、双方ミスの多い凡試合で、とても大学選手権どころの騒ぎではないと感じたが、流石に言い過ぎかもしれない・・・。

 特にロスタイムの被トライは、試合の勝敗に影響するものではないが、後味の悪さを残した。

 何れにせよ勝つことは素晴らしいことであり、大学選手権出場へ小さいながらも可能性を継続させた。これで、同志社Aは、通算2勝3敗。

 後は、他力本願ながら関西学院大学の健闘(対立命・京産)を祈るのみ。  (文責:F)

↑トライの後、自陣に引き上げる同志社フィフティーン。何と言っても、この後姿が美しい!

 ↑スクラムも含め、セットプレーがまずまず安定し、同志社の勝利へ繋がった。

同志社ラグビー ア・ラ・カ・ル・ト

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