齢を重ねて来ると、何かと枝葉末節が気になって来ます。(←冒頭から弁解)
ま、冷静になって客観的に考えると実にどうでも良い話なのですが、開幕4連敗ともなれば心中穏やかざるものがあり、あれやこれやと難癖をつけたくなるものであります。
ハデハデマウスピースと茶髪
もう5年以上も前になるのでしょうが、同志社大学ラグビー部でも奇抜なマウスピースが流行りました。赤と青のド派手な斑のものや黄色と黒のライガー模様のものさえありました。どう考えても昭和を生きて来た爺ちゃんには、とてもじゃないが奇抜過ぎて似合わないとしか思えないのですが、各大学でも流行ってた気がします。しかも高校やトップリーグ(当時)ではさほどでもなく、大学ラグビーで一番エスカレートしていた印象があリます。
ま、選手個人が個性を発揮したいだけでしょうから、お好きにどうぞ‥と言った類で目くじら立ててどうのこうの言う話ではないと思われました。私どもの様な時代遅れの堅物は、清廉潔白・品性・感性の向上を旨としております(?)から、なんだかなぁ、止めて欲しいなあ・・と思っていた程度のことでありました。
更に時代を遡れば、茶髪全盛の時代がありました。今般のワールドカップのTV解説で活躍された大西将太郎さんの学生時代の頃ですから、もう何10年も前の話であり、現役の選手諸君はご存じないかも知れません。
これも同じ類の現象、なんだかなぁと眉をひそめたものの、ことを荒げる類の重大事とも思えず、若気の至りと言った程度のものでした。ただ、チームのイメージとしては、決してプラスには働いていなかった印象があります。(←これまた一方的な偏見?)
そして、伝統校では同志社が例外で、明治・早稲田・慶応・筑波等では茶髪も奇抜マウスピースもそれ程ではなかったと言う印象が残っています。(←これまた、独りよがりな思い違いかも?)強豪校でも、比較的少なかったような気がしております。
ただ、この流行りが「チームの強い弱いと相関していた」となると、決して事穏やかな話ではないのかもしれないのです。(信憑性?)
髪型ツーブロックってかっこいいの?
そして時代は下り、2020年代に突入。現在、頭コチコチ爺ちゃんが気になっているのは、次の2点であります。以下は、「正しいとか間違いとか言った類」のものではなく、「好きか嫌いか程度」の話です。況や、止めるべきだなんて到底言えるはずのない立場からの発言です。(私個人としては、正直嫌いです。キッパリ!)
数年前から流行ってると思えるのは、①頭髪のカットであるツーブロック ②折り畳んだストッキング・・であります。スタンドから観ていると余り気にならないのですが、写真撮影しているとそのバランスの悪さが致命的で、私の場合、アップではほとんど掲載をカットしております。(←少々言い過ぎですね)
大半の方が、もうご存じだと思うので説明は必要ないかと存じますが、所謂「ツーブロック」は、頭部下部の髪を極端に短くカットし、頭部上部はそこそこ長髪に仕上げたものです。若い方の主流の髪型とは到底思えないのですが、比較的スポーツ関係で流行ってる印象があります。
中高年でこの髪形をしている人に対しては、臆病もの私など決して目を合わせない様にしており、人物的にも少々異形な印象を受けます。(←これまた偏見・世間知らず?)
少なくとも写真では美しくない・・・と思う!
一見普通(?)に見えるのでが、飛び上がったりして上髪と下髪が分離した形で写真に映ると滑稽極まりなく、とても将来に亘って残すべきものではない、公開すべきでないと独り私は思ってしまいます。当然、本人のためにと思いカット(写真公開なし)してしまいます。(←この判断が古すぎるのでしょうねぇ~。どう考えても美しくないんですけどねぇ・・。美的センスの問題なのでしょうか。)
折り畳んだストッキング
そして二つ目のくるぶし近くまで折りたたんだストッキングの件。これも選手本人の「趣味」の問題なのでしょうが、多くの比較的若い選手が採用しています。どうも高校生あたりから流行って来た感じがしますが、実際はどうなんでしょうか。
私どもの様な教条主義的カチカチ頭の爺は、チームの統一感がなくて見栄えが良くないと思うわけです。(私だけ?)肌身は打撲や擦り傷にもよくない様に見えますし・・。
然も、畳んだストッキングの下の黒や白の「アンダーストッキング(サポーター?)」が露出しているものですから、一見、別のデザインのストッキングを履いているかの様に見えてしまいます。
これまた、少なくとも写真では美しくない・・・と思う!
これが写真を趣味とし、超高度な美学で人生を貫いてきたワタクシにとって実にアンバランスで異様な感じを受けてしまうのです。体全体を撮影しても実にバランスに欠ける。膝の下のあるべきところにあるものがないと言う印象(←LGBT話ではありません)が生じます。当然、写真はカット(失敗写真扱)されることなります。
具体的な撮影写真を掲げたら分かり易いのですが、個人への誹謗中傷となりそうなので、掲載致しかねます。
勝敗との相関はないのか?
さて、ここまでは個人的な好き嫌い、趣味の世界の話でしたが、これが公式試合での「勝敗結果に間接的に結びついている」のではと疑念を抱くと、コトは大問題に繋がる可能性があります。(←証左無き一方的な見解?)
ツーブロックの髪型は一見分かりにくいのですが、折り畳みストッキングの着用選手数は試合前後の整列時に簡単にカウント出来ます。これなら「見える化」出来そうです。
よおぉ~し、各チームの勝率と折り畳みストッキング率の相関図を主要東西大学ラグビーチームを対象に作成してみよう‥と一旦は決意したのですが、直ぐに中止しました。面倒くさいことありゃしない・・・。この諦めの良さが、人生を楽しく過ごすコツであります。
全くエビデンスの無い私の偏見で一方的な印象を申し上げれば、選手のツーブロックと折り畳みストッキング占率は勝率とは反比例するものと思っております。即ち、「奇抜」が多いほど負け易いと言う図式であります。(←間接的相関関係)
先般(秋季Aリーグ)の天理大学Aの試合開始前整列で短ストッキングを数えると、中途半端な1名を除き、実に全員が普通ストッキング丈でした。全勝街道を突き進む、京都産業大学はどうなんでしょうか?
東の伝統校では、ツーブロック、短ストッキング状況は如何なものでしょうか?春シーズンで見る限り、同志社との試合では特に印象に残っていませんでしたが・・・。(早稲田・明治はta短スト該当せず)
帝京は、どうなってるのでしょうか?
チームの緩みの象徴かも?
私個人の見解では、どう考えてもチームの緩みを象徴しているとしか思えないのです。要は、やはり「ガバナンスに直結する問題」だと理解しております。それが、是正や修正出来ないチームの現状・・。「一事が万事」ではないかとの疑念が生じております。逆に、気にすることもない些末な話ではないかとも思えるんですが・・。
直近で、関西優勝・全国ベスト4まで進出した当時の同志社監督が話しておられました。「勝利を目指すのはもちろんですが、卒業後社会人として同志社ラグビー部出身だと胸を張って言える人材を育成するのが最大の課題です。」・・と。その監督は、試合中に選手のストキングが下までズレていて直さないのを見ると「ストッキングを上げろ!」と周囲を憚らず大声で注意しておられました。
やはりガバナンスの問題かも
学生主体運営が伝統の同志社ラグビー。今年は、特にそれを前面に出してチーム運営されていると仄聞しておリます。当件は、良し悪しは別にして、学生主体ラグビーでは中々是正されることはないと思われます。それはそれで、良いのかも知れませんが、皆さまはどう思われますか?
言うまでもなく、「ガバナンスはトップが行うもの」であります。それが何事につけ機能していないのかも知れません。それをツーブロックと短ストが象徴しているのかも知れません。チームの内部状況を全く知らないので、所詮は個人的な想像に過ぎませんが・・。
「バァーカ、お前の時代遅れの偏見のなせる邪道外道の類の話だ」とお考えの方は、是非とも具体的な証左(見える化:例えば、短ストッキング率と勝敗率の相関図)を示していただければ大変ありがたく思います。
もっとも、こんな「どうでも良い話」に付き合っておられるかと思われる方が大半なのも、充々承知しております。4連敗の「次」が見えないので、焦って馬鹿なことを書いてしまい大変失礼しました。 (文責:F)
以上
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