気にしていた人は気にしていたけど、気にしない人は何とも感じてなかっただろうが、2018年度の同志社ラグビー部の「年度スローガン」が5月下旬にして、やっと決定し発表された。
私の場合は、気にした方の範疇に入る。新キャップテン決定早々の発表が通例で、例年、2月頃発表のイメージが強い。「何故、こんなに遅れた?」と詮索してもせんないことなので、それ以上は控えたいと思う。何らかの事情があったのだろう。
ただ、悪夢として思い出すのが宮本(元)監督の2年目。スローガン発表が実に8月だった。その年、関西リーグで惨敗に近い実績だったのは記憶に新しい。
事情の詳細を知らずに安易に言うのも申し訳ないが、こんな場合は、往々にして「ガバナンスが欠如していることが多い」と実体験して来ただけに心配が募る。しなければ、しなければと思いながらズルズル・・というのが、組織での典型的な失敗パターンである。
たかが年度スローガン、されど年度スローガン。少なくとも新年度スタート時には発表されるべきなのは自明の理。ちなみに「年度スローガン」の決定にあたっては、監督以下の幹部はノータッチで、全て学生で決めるのが同志社の伝統とのことである。
2018年度スローガンは「Spring Up」。個人的感想であるが、湧き上がるって意味、なかなか良いなぁと思った。少なくとも昨年のスローガン「BOND」は語感も暗く「ン?」と感じたが、今年は明るく前向きなイメージだと感じた。発表が遅れたことが、杞憂に終われば良いのだが・・。 (F:2018.5.23)
→公式HP http://doshisha-rugby.com/mt5/news/2018/05/2018-6.html
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