2017.10.7 摂南Jr.戦大勝。山崎ゲームキャップテンの心意気を見た!

 心配した雨がやっと上がった京田辺市同志社田辺グランド(G)。勝てる試合、いや勝つべき試合(Vs.関学A戦)を落とした直後だけに、熱心な同志社ラグビーファンは、やや落胆気味に田辺Gに出向いた。人工芝がやや水を含み気味ながら、曇天で22~23度の気候は、絶好のラグビー日和である。

 田辺Gに到着するや否や緊張した雰囲気を感じた。開幕試合、関学A戦の敗戦の重圧は、選手にもファンにも重く圧し掛かっていたが、試合前、HO山崎ゲームキャップテンには鬼気迫るものを感じた。少なくともチーム全体に、前戦(関学A)の試合前に感じた「ふぁ~とした雰囲気」はなかった。

 萩井監督・コーチ陣にも、いつもと違う近寄り難い雰囲気を感じた。事実、傍から見ても緊張感と気合・意気込みの感じる試合の入りとなった。

 対戦相手の摂南大学ジュニア(Jr)は、一見して大きく、中でも外人選手(マタエナイエレミア選手:2年)は、胴回りや太腿が同志社の選手の倍くらいもあり、No.8かと思ったが、超大型HOであり、少々驚いた。

 サイドライン脇には、元関学HCのマコーミック氏が陣取っており、失礼ながら粗い試合展開が予想され、同志社の選手は怪我だけはしないようにと祈った次第である。

 試合の結果は、D83:7Sで同志社Jrが圧勝。開幕3連勝とした。互角だったのはスクラムくらいで、同志社がやや優勢とも思われたが、Aと同様に大きく押したり押されたりで、相変わらず不安定だった。

 ただし、セットプレー(特にスクラム)が互角かそれ以上なので、SHからは小気味よく左右にパンパンとボールが供給され、ラインが高速で左右に大きく動いた。接点でも力負けせず、ダウンボールも力強く、同志社Jrは綺麗なラックを作った。また、同志社のタックルは強烈で、タックルからのターンオーバーを何度も見ることが出来た。

 大量得点をもたらした主因のイの一番は「安定したモール攻撃」であった。同志社Jrフォワードは縦長の綺麗なモールを形成し、摂南Jrは手の施しようがなかった。

 フォワード戦で優位に立てば、同志社Jrバックスは面白い様に縦横に走り回り、相手防御ラインをズタズタにした。もっとも摂南Jrの防御網は穴だらけで、集散スピードに勝る同志社Jrが摂南Jrのライン裏に抜ける場面が多発した。

 このクラスになると同志社の有力メンバーは別格である。まず、一番の大活躍はHO山崎ゲームキャップテン(GC)である。終始、闘志剥き出しのプレーを続け、持ち前の攻撃力を自ら果敢に示してチーム全体を牽引した。

 私に言わせれば、今の同志社に欠けるのは正にこのような「プレー様(ザマ)」であり、更には「ピンチ時の鼓舞であり叱咤叱責」である。山崎GC(ゲームキャップテン)こそ、身を持って体現した正に「大勝利の立役者」だったと言えよう。GCとしての面目躍如である。

 更にフォワードでは、NO.8倉本④選手が核弾頭として如何にもNo.8らしいプレーに徹した。また、怪我から復活したLO服部選手②が、地味ながら底堅いプレーを見せ、早晩のAスコッド入りを予想させた。

 Aスコッド入りと言えば、U20帰りのSH原田選手②も突出した活躍を見せた。サイド攻撃、ハイパン、ライン裏へのパント等の多彩な攻撃が印象的であった。SOの古城選手②とのコンビも魅力的で、二人のA定着もそう遅くはないはずである。

 バックスで一番目だったのは、CTB高井選手④である。いつもながら超高速のステップと縦突進は健在で、摂南Jrのザル防御では防ぎようもなく、幾度もラインの裏へと切り裂いていった。

 WTBの鶴田選手④は別格で、今や貫禄さえ感じる。人に強い高速突破力はこの日も健在で、次試合からのA先発を予想させた。

 一番の注目株は、私の言わせればWTB・FBの両山本コンビである。この日、WTB山本選手②はキッカーとして、難しい角度から長く正確なキックを放った。この日に限れば、ゴールキックはAの選手より上だと言っても過言ではないくらい正確無比だ!

 FBの山本選手①は新人ながら、走って良し・蹴って良し、ディフェンス良しのバランスの良いタイプ。春先より一段と体も大きくなったように見えた。某FBが負傷したので、近々のAへの抜擢もあり得るのでないかと邪推してしまう程だ。 

 兎にも角にも試合結果(得点)が示すとおり、同志社Jrの良いとこばかりの試合であった。インタビューすれば、選手はきっと「練習どおりの試合が出来た。」と言うであろう。 

 繰り返すが、勝利の最大の立役者は間違いなくHO山崎選手④であり、この勢い、この迫力、この覇気を是非ともAスコッドに持ち込んで欲しいものである。また、同志社ペースで試合を進めるには、「フォワード戦で競り勝つこと」が一番肝要なことも改めて実感した。

 新しい力、復活した力の台頭を目の当たりにして清々しく帰途に着いた。Aの選手もうかうか安住しておられないぞ・・・!(F)

↑しばしば突破を見せたFB山本選手①。一回生ながら攻撃・防御とも安定度抜群!

↑ SO古城選手②は絵になる。SH原田選手②とAでのハーフ団・修猷館コンビとなるか。期待大だ。

↑ 怪我から復活したLO服部選手②。A入り近しか!

↑途中出場した大型CTBの江金選手②。この日も大幅ゲインを重ねた。ノビシロ大の期待の星!

↑ 期待のPR栗原選手①。この日、1回生ながら途中出場でNO.3を務めた期待のプロップ。

↑ 待ちに待ったU20帰りのSH原田選手②の復帰。SH人羅選手①のレギュラー争いが楽しみ。

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