試験から夏合宿へ
毎日、暑い暑い日本列島ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
ここ大阪南部も茹だるような暑さが続き、昭和一桁生まれ(ほんとは2桁だぁ~)の爺は心底辟易しております。折しも大阪関西万博開催中、花火に噴水ショーにパビリオン・・と暑さにめげず老体にムチ打ちながら週一で満喫しております。(ブルーインパルスも見たぞ~!)
ちょっと厳しかった春シーズン終盤
折しも春シーズン当初、新監督を迎え昨季に比べはるかに好調にスタートした同志社大学ラグビー部は、年初から怪我人続出で6月中旬にはそのピークを迎え、下降直線まっしぐらで春シーズンを終えました。とりわけ、格下で(失礼ながら)Bスコッド対応でも十分かともみられていた立教大学定期戦でも同志社のAスコッドがかなり梃子摺る形でシーズンを締め括る事となりました。(涙・・)
私の経験則では、夏合宿明けで相対的な実力レベルが沈むことはあっても浮上することは皆無でしたから、秋シーズンでは摂南・関西の3校で入れ替え戦トリオを形成すること必然な現下の状況です。(←ワタシャ悲観主義者なのだ!)暑い暑い夏に寒い寒い夏シーズンを迎えそうです。昭和の古典的爺は悲観のどん底におります。
かくして遠くて金が掛かり、強者とまみえることのない菅平での試合撮影を健康優先(←嘘コケ)のため断念する次第であります。(せめて、恒例の筑波・東海戦はやって欲しかったものです。それなら行きます!)
怪我人続出
それにしても、かかる怪我人多発は一体何が原因なのでしょうか。冬シーズンの基礎体力醸成に失敗したのか、春シーズンの好調な故のオーバーワーク練習によるものなのか・・。
話しはそれますが、私の現役時代、新規赴任一日目に餃子耳の若手好男子を見つけ、思わず「お、餃子耳とは、ラグビー経験者ですか。」と声を掛けました。更に「左耳が餃子とは、さては右フランカーですね。」と適当なことを言ったら大当たり、即日、飲みに言った次第です。彼は某有名国立大学弱小ラグビー部のリザーブにも入れないくらいの実力だったそうで、「結局ラグビーで餃子耳だけが残りました。」謙遜しておりました。
ラガーマンは好感度大
「いや~、ラグビーで培った信念と忍耐、組織貢献第一主義は間違いなく花開く!」とさしたる根拠なくオベンちゃらを言ったら、後日彼は素晴らしい営業マンに成長した思い出があります。爾来、ラグビー経験者は其れだけで花丸で好感度大、全員が全員、組織に適応できる間違いなく良い奴だと心底確信しております。
でも耳が・・
でも一つだけいただけないのは、あの餃子耳。それも片方だけなんて、どう考えても美しくありません。常にビジュアルで売って来た私(・・なわけないだろ!一回言って見たかった)なんぞから見ると全く信じ難い姿であります。ものの本によると餃子耳の抑制効果があると明記されております。安全面に加えて、ビジュアルな観点からも何で着用しないんだろうと不思議に思ってしまいます。
安全第一のラグビー運営
ラグビー関係者はいつも「安全第一」っておっしゃいます。然るに、昨秋季シーズン終盤、現レギュラークラスの2人はヘッドギヤ未着用のまま脳震盪で倒れ、不本意にも中途半端なシーズンを終えました。(その内の一人は、やっと6月中旬に復帰したばかりです。)かかる事例があるのに、今でもヘッドギヤの着用はフォワード等の一部にしか定着せず、他チームと同様にヘッドギヤを着用しないのが主流のようです。
かかる重大な事象が生じているのに、口を拓けば「安全第一」と話されるラグビー関係者が多く存在されるにも関わらず、企業に義務付けられている様な「安全管理者」は少なくとも同志社大学ラグビー部には存在しない様に思われます。(他校も同様でしょうね・・)
コロナ前、7~8年前にもなりますが、不幸にも対戦相手の企業チームの一人が同志社と練習試合中に頭を強打し、亡くなられる事故が発生しました。幸い相手チームのご配慮によるものか、部長・監督罷免、対外試合禁止等の措置は免れましたが、私が見る限り再発防止措置が採られることはなかったように見えました。どうも試合や練習中の事故は「運が悪かった」くらいで済ませている感じがします。同志社田辺グランドの「ブドウの樹」の碑が泣いてる様な気がします。
19歳未満はヘッドギア義務付け
日本ラグビー協会では「19歳未満のヘッドギヤ着用」を義務付けています。そのためか、高校ラグビーでは全員着用し、同志社でも新入部員は入部直後は着用し、誕生日が到来(19歳)次第、徐々に着用しなくなるようです。
どうも傍から見ていると、この19歳到来は大人の世界への通過儀礼みたいなもので、着用するのは餓鬼っぽく見られている印象があります。(へへへ、全然違うかも・・・)
閑話休題。我が家担当の某有名ラグビー部出身の証券マンに「安全のため何故着用しないのですか?」って聞いたことがあります。彼の応えは「着けた方が良いのは分ってますが、夏はもとより冬でも暑くて暑くて、とても着けておれません。」というものでした。
着用は暑くてたまらない?
素人の私でも分かるような気がします。着用しているだけでクソ暑くて、しかも周囲の音も聞こえにくそうだし、周囲も如何にも見えにくそうです。おまけに剣道の面と同じで、ファブリーズをぶっかけても臭そうだし、汗でどろどろになりそうです。(気色悪~~!)
それから、見た目もかっこいい髪型もアピールできないし、おたふくみたいな顔立ちになってしまいます。おととっと、結局これじゃ、見た目優先、ビジュアル優先、インスタ映え優先ではありませんか。Z世代も我々昭和2桁と同じなんだと思うと安心しちゃいます。ただし、我々爺ちゃんが選手なら耳の餃子化は決して許せないので、ヘッドギヤは必ず着用するのであります。
ヘッドギヤの安全度?
それからヘッドギアって2~3万円もするのかなと思っていたら、Amazonではアマチュア対象なのか2~3000円くらいなのですね。カンタベリーの高額品でも4000円強。意外にかなり安いのでびっくりしました。
頭の高さから卵を落としても割れない「衝撃緩衝材」が鱈腹詰め込まれているのかと思いましたが、値段からするとスポンジか合成綿くらいが詰め込んであるのでしょうか。
ヘッドギヤの着用を義務付けたら良いのに・・
ま、兎にも角にも怪我をしないで欲しいと言うのが、正直なところであります。運が悪かったでは済まされない、安全管理をしっかりと実行して欲しいものだと思います。爺など、同志社ラグビー部は、ヘッドギヤの着用を義務付けたら良いのにと思うのですが、所詮犬の遠吠えなんでしょうね。いかにも素人考えなんでしょうね。(だったら、再発防止策は何すんでしょうかね~?)
高機能緩衝材封入ヘッドギヤが発売されたら100や200個くらいバーンと寄付しようと思うのですが・・。(あ、思うだけですので念のため)
ああ、全然前に進みそうもない話ですね。暑さに負けてしまって頭が混乱状態のようです。さぁ~、明日の万博の準備でもしようっと・・。(文責:F)
(注意)写真と文章とは一切関係ありません。当文章は、さいたま69のエビデンスに乏しい、単に偏見と独断に満ちたものであり、一切の責任は負いかねますので、何卒ご容赦ください。
(以上)
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