負けに不思議な負けなし!
ものの本によりますと、江戸時代の剣豪松浦静山は剣術書「常静子剣談」で「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」と述べているとのことです。これを原典として、プロ野球の(故)野村克也監督も同様な趣旨の発言をされており、世間一般でも著名な教訓となりました。
「負ける時には何の理由もなく負けるわけではなく、その試合の中に必ず負ける要素がある」との主旨であり、同時に勝った時も「その全てが良いから勝ったのではない」という戒めの意味もあります。
今の同志社ラグビー部が全勝でもしていれば、「勝ちに不思議な勝ちあり」なんてことを声高に言ってみたいのですが、皆様ご存じの通り真反対の「大逆風下の真っ只中」にあります。
公式試合:AもJrもCも全戦全敗って、一体どういうこと?
しかも選りによって、4節を終了した現段階で、AどころかJrもCも揃って全戦全敗と言う前代未聞の耳を疑うような有様です。当然、ラグビー部発足以来の珍事(?)であり、もう思わず笑ってしまいます。
ホンマ、一体どうなってるんだと愚痴の一つも飛ばしたくなるのが人情っていうもんでしょう。誰がこんなことにしたのか、「責任者出て来い!」って人生幸朗さん張りに叫びたくもなります。(←え、知らない。あ、そ・・。)
同志社には、良い選手は揃っているけど・・
巷の会話では「良い選手は揃ってるのですが、勝てませんねぇ・・」から「良い選手は揃ってるのですが、負け方が酷いですねぇ・・」に大きく変化して来ました。(私の周りだけでしょうか・・・?)
その結果、同志社ファンの試合観戦数が激減している様に思われます。そりゃ~、高い交通費を払い、更に2000~2500円もの観戦料払って球場に出向いて無様な試合を観戦する程暇じゃありませんから・・。(ワタシャ暇だからJrでもCでも行きますけど、自ら残り少ない人生を無駄にしてますなぁ。。。、やれやれ)
そりゃ~我々ファンは、ラグビー部内には人知れぬ数多くの内情があるのだろうとは承知していますが、「いい加減にしろ」と言うのが正直なところでしょう。
責任者出て来い!
掛かる全敗と言う類稀な事象が発生している時は、間違いなくラグビー部の組織体制が崩壊しています。はい、そう断言出来そうです。
「良い選手は揃ってるのですが・・」が正しいとすれば、もう言うまでもなく原因(元凶?)は明らかではないのでしょうか。ま、プロ野球、Jリーグ、トップリーグなら間違いなく年度途中での監督即日解任となるでしょう。大学ラグビーでも「いち早く本気でチーム力を復元させるつもり」なら、同様とすべきではないのでしょうか。
私の経験でも、腐った組織は行きつくところまで行けば、トップを変えて抜本的に改革(体制チェンジ)しないと決して上向くことはありません。もう行きつくところまで行ってると、皆様、そう思われませんか。今踏み出すのが肝要でシーズン終了後では遅すぎます。またもや昨年の二の舞を演じることになります。
未だに前監督の責任論?
問題は、「前監督が組織をボロボロにして逃げて行った。チームの不振は今の監督の責任じゃない」との雰囲気が首脳陣に蔓延している様に未だに傍目からも感じることです。これが最大の「元凶」ではないかと勝手に想像しております。(チーム力は、春の連休明けから全然強化向上されてない様に見えますから、もはやとっくにそうではないと言えるんですが・・)
私が試合撮影を始めて早くも20数年。時代は変わったとはいえ、表面的外形的な事象は、個人的には今が「最悪」だ感じています。政界の青木率ではありませんが、例えば短靴下率と茶髪(ヘンテコ髪型)率の合計が強さの度合い(勝率)に正に「反比例」しているようです。是非ともお暇なら、強豪校である帝京・早稲田・明治・京産・天理がどうなってるかご確認ください。(へへへ、極めて奇抜かつ偏執的見方ではありますが、案外当たっとりますぞ!)
一番に誤解なきようにお伝えしたいのは、同志社ラグビーファンが同志社ラグビー離れしているのは、第一に無様な敗戦続きであることは間違いないところでしょうが、肝心なのはチームの「どん底から復帰しようとする強い意志が、観ていて全く感じられない点」にあるのだと思っています。
即ち、チームに「復帰への本気性が欠如している」としか思えないのです。そうです、根本問題は、「体制問題」に他なりません。換言すれば、再三繰り返している通り「ガバナンス問題」にほかなりません。
ガバナンスが出来る人が必要
てなこと言うから頭が古い、昭和のジジイはピンボケてると罵声を浴びせられそうですが、信じる者こそ救われるのだ、文句あっか!
繰り返しますが、今の同志社ラグビーに一番必要なのは「ガバナンス」であります。ガバナンス力のない人が幾らラグビーテクニック(←防御システムなんかを見てるとここにも問題が有りそうですが・・)に長けていても、決して右肩上がりにはなり得ません。
嘘でしょ、相手チームを想定した練習をしていない?
先般、何人かの方から内部情報をお聞きしましたが、相手チームの戦力・戦術を想定した試合前の練習は一切行われていないとのことです。あの目まぐるしい猫の目メンバー変更は、てっきり相手チームの戦法戦術を想定した「思案の末の配置」と思っていたのですが、そうではないようです。
相手No.8が留学生パワープレーヤーだから、同志社は今回この陣容で二人タックルで臨むとか言うのを全然やっていないと聞いて、正直ひっくり返りました。では、あの試合ごとの大幅メンバー・ポジション変更は一体何なのでしょうか。
相手チームを想定した練習もしないで、いきなり試合前日か前々日に大幅メンバー入れ替えしたジャージ贈呈式なんて信じられません。
その時点で「最高のパフォーマンスを発揮してくれる選手を選定した、いつもの練習通りの試合をすれば勝利に繋がる。」・・なんて能天気なことを言っていると入れ替え戦敗北一直線になりそうです。
試合ごとのメンバーやポジション変更を最小限にすべきでは?
同志社ラグビーは、秋シーズンの折り返しを過ぎながら、傍目には未だにチーム力が上がらず試行錯誤段階の様に思えます。春シーズン当初の様な状態にも見えます。チーム力向上のためには小異に眼を瞑り、試合ごとのメンバーやポジション変更を最小限にすべきだと思うのですが、違うんですかねぇ・・。ま、私の様な素人とは違う高邁なお考えを首脳陣はお持ちなのでしょうが、勝たなきゃ信用できないと言うのも世の習いでしょう。正に今、「結果責任」が問われています。(F)
写真と記事内容とは一切関連はありません。
当記事は、見掛けだけの事象と少数の伝言的内部情報に基づく妄想です。内容に全く信憑性がないことを予めお断りしておきます。
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