ううむ、ラグビー祭の運営で見えたもの・・

コロナ後初の同志社ラグビー祭開催

目に若葉、五月晴れの京田辺市同志社ラグビー場(田辺グランド)で、恒例の「同志社ラグビー祭」が開催されました。

最近は、宝ヶ池球技場で開催されていただけに、京田辺グランドでの開催は昨年のリーグ最下位が影響して学校当局のラグビー部への見方が変わったのかと、つい一抹の不安と淋しさを感じる京田辺での開催です。

ただ、京田辺グランドは言わば同志社ラグビーの聖地ですから、新入部員や地方のご家族やファンクラブ会員の方には、これも良かろうという感じの会場でもあります。折しも、小さいながらもコンクリート作りの堅固なものに観客席が新装され、そのお披露目の場でもあります。

ちょっと淋しいラグビー祭

ただ、正直、同志社ラグビーの低迷を受けたものか、あるいは目玉試合が一回生マッチだけだったからか、例年より観客の皆さんはかなり少なめの印象でした。

ラグビー祭もコロナからの自粛も解けたからと大きな期待を持って会場に馳せ参じたのですが、ラグビー祭らしきディスプレーも一切なく、実に脳がないというか工夫がないというか、自然体でお祭り騒ぎには程遠いものでした。

乗ってないなぁ、流れが悪いなぁ‥というのが正直な印象です。しかも、開催3日前に1回生マッチの対戦相手の立命館大学から天理大学に差し替わるなど、魔訶不思議な有様を呈しておりました。

新入部員の晴れの舞台に・・

ま、そんなことはどうでも良く、新入部員(1回生)にとっては大学進学後の人生のエッポックともなる「ハレの舞台」であり、「通過儀礼」でもあります。(→柳田國男:ハレとケ)

そして、いよいよ満を持して新一年生が登場しました。観客の面前に整列し、その服装を見た時、私は驚きを禁じ得ませんでした。気付いた人は気付いたでしょうし、気付かない人は気づかない。気にする人は気にするでしょうし、気にしない人は気にしない・・。(←世の中すべてそうですけどね~。)

あれれれ・・・

人生の荒波に揉まれ疲れ果てたヒネクレもの(←ワタシ)は、普段はほとんどボーとしてるのですが、今回に限り気付く人であり、気にする人でありました。

それは何かと聞かれたら、ものの見事に新入部員が「階級分化」(?)して整列しているのが垣間見えたのであります。即ち、これまでの通り、白いポロシャツや年度Tシャツで統一(←公平・平等・格差なし)されておらず、何故か3種類に分別されていたからであります。

まさかの区分けが・・

一つはA.ビブレなし練習着、一つはB.ビブレあり練習着、一つはC.年度Tシャツ(ORIJIN柄)。(この後の一回生マッチに→Aは先発出場組、Bはリザーブ出場組、Cは怪我等で不出場組・・。)

どう考えても、処遇がA>B>Cとしか見えないではありませんか。これを階級分化と言わずして何んと言うべきか‥?

何も考えていないのでは?

冗談は兎も角、これまでの白いポロシャツ統一路線を敢えて放棄したからだとは到底思えないのです。すぐこの次に試合があるから練習着そのままで集合したまでに過ぎない・・と勘ぐってしまいます。ある意味合理的な考えではありすが、「何も考えていない」というのが正直なところではないのでしょうか。(←下衆の勘繰り?)

すわ、今年度より同志社ラグビーに超過激競争路線導入ってことも、恐らくあり得ないでしょう。

新入部員の公平なスタートラインの筈

当然のことながら、実際には技術や体力の格差は明確に存在するのでしょうが、そんなことは言いっこなし、あくまでラグビー祭は新入部員の皆さんが公平でフラットなスタートラインに立つ場であります。ここから切磋琢磨して自己成長に向け努力を重ねるのが大学ラグビー第一歩の場であります。

私の様な昭和一桁爺ちゃん(←ほんとは昭和2桁なのだ!)は、新人自己紹介の場は、同志社ラグビーファミリーの前での鮮烈で厳粛な儀式であり、緊張感溢れる通過儀礼の場だと考えるのであります。その経験が、成長の糧となるに間違いないと信じ切っているのであります。

コントローラー不在の組織、ガバナンスは大丈夫か?

この自然体での運営というのが、極めて曲者だと感じています。学生任せでコントローラー不在の組織、言わば烏合の衆になり果てているのではないかと、軽口浅薄組織評論家のさいたま69大先生はおっしゃっております。

思わば、表向きしか分かりませんが、運営の不備ばかりが目立つ昨今のラグビー部です。

例えば、関西セブンズでもメンバー表の年次(回生)を間違えてもいつまでも差し替わらない、練習試合のメンバー表が配布漏れ、そういえば私にはラグビー祭のプログラムさえ手に入りませんでした。(←私だけかも?)

一番気になるのは、5日も過ぎたのにラグビー祭の開催報告さえHPに公開されません。(5/10現在)ファンクラブへの練習用ジャージ受領へのお礼の文書くらい早急に掲載すべきだと思うんですけどね~~。

まだまだこれから・・

きっとマネージャーが忙しいなんてことになるのですが、そんな言い訳をする前に、忙しかったらリーダー(幹部)はどう動けば良いんでしょうかって言いたくなります。(←へへへ、我ながら嫌な奴だなぁ・・・)

かくしてコントロールなき組織、即ちガバナンス無き組織に未来はありません。関西優勝、大学選手権勝利…なんて、このままでは夢の夢・・。

そんなしょうもない細かい話を上から目線でクチャクチャ長々と・・という声が聞こえきそうですが、ま、少なからず当たっております。(反省)

まだまだシーズンは始まったばかりで、外野席を気にすることなく結果を出していただければ、何も申し上げることはありません。

杞憂であって欲しい

ホント、杞憂であって欲しいのですが・・。そう言えば新入部員自己紹介後のラグビー部長挨拶時に総監督さん、ヘッドコーチさんは挨拶も整列もありませんでした。余程お忙しいのでしょうね、逃げてるなんて言ってるのは誰だ、そんな不謹慎なことをいう奴は・・・。

愚痴が続き過ぎて我ながらホント嫌になります。お付き合いただいてありがとうございました。

(注)当記事は、裏付けのない表向きの印象だけの個人的見解で全く信憑性はありません。エビデンスを出せなんておっしゃると人間関係が悪化するだけですから、厳にお慎み下さい。ここだけの話でお願いします。

写真と本文中の内容とは、一切関係がありません。(F)



同志社ラグビー ア・ラ・カ・ル・ト

当ホームページは、同志社ラグビーファンクラブ(略称:DRFC)ホームページのサブホームページとして活用しておりましたが、2022年4月のDRFC・HP管理担当者の変更に伴い、独立して運用することといたしました。 従って、DRFCとは全く関係のない、さいたま69の個人用Webとして運用してまいりますので、何卒、ご承知置き下さい。かなり傾斜を掛けて記述してりますので、賛同できる方のみご覧ください。