地獄の底から這い上がる気概が・・?

今季初戦を惨敗スタート

4月28日には同志社大学ラグビー部(Aスコッド)の今季初戦、亀岡ラグビー祭(京都府亀岡市)で立命館大学Aとの対戦が行われました。結果は、D17:47Rと同志社大学の惜しくも何ともない一方的な敗戦。(惨敗?)

今年の同志社ラグビーは、恐ろしく低い発射台からスタート切りました。そして、同志社ラグビーファンの淡い期待(?)を粉々に打ち砕きました。

結果が出てから言うのも顰蹙ものではありますが、辛酸舐めまくり人生を経験して来たワタクシにとっては、何の痛痒も動揺も感じ得ませんでした。何故なら先般の関西セブンズを観戦して、既にほぼ凡そのところが分かり切ってたんですね。(エヘン!)

例年より早く練習をスタートした筈なのに・・

ともかく冬場の基礎体力作りが大失敗の様相(ホンマか?)を呈していて、セブンズで観た限りでは、フィジカルが見た目でも実戦でも関西大学ラグビー8チーム中最低クラスと思えたからであります。(←ああ、嘘であって欲しい・・)

もっともセブンスの出場選手は、SHやFL・CTBやWTBクラスが中心の展開ラグビーが主体になりますから、15人ラグビーでのスクラムやラインアウトのフォワード戦如何でどうなるかは甚だ不透明ではありますが・・。

少なくとも関西セブンズでは、明らかに関西学院大学に当たり負け、走り負けをしておりました。それでなくとも上背に劣ることもあり、同志社の選手諸君の「ひ弱さ」だけが印象に残ったものです。例年よりも早い1月中旬から基礎体力を磨いて来たと仄聞していたので、年度始ながらいきなり大きな疑惑(?)が生じました。話、ちゃうやん。(←何故か大阪弁)

セブンズで見えたチームレベルの順位付け

ものを見る目で定評がある軽薄軽口評論家“さいたま69大先生”の現時点の「各大学チームレベル」に関する評価は以下の通りであります。当然のことながら、何の具体的根拠もない直感とフィーリングを主体とする極めてファジイな見解であります。「理由をお聞かせ願いたい。」なんてことを言われると人間関係が悪化するだけですから、厳にお慎みいただきたい。尚、当たった試しがないことも併せて付記しておきます。(エヘン‥!)

 レベル1 天理大学

 レベル2 京都産業大学 近畿大学

 レベル3 関西学院大学 立命館大学 摂南大学

 レベル4 同志社大学 関西大学 (大阪体育大学) 

結局は去年の最終順位とほとんど一緒なんですね。昨今の大きな流れは、この冬場の過ごし方如何で大きく変わる・・なんてことは今のところ無い様に見えました。(涙)

断トツの天理

天理大学は凄かったですね。少なくともフィジカルでは頭一つ抜けている感じがしました。留学生(←外人と言ったら叱られる・・)だけでなく、全員、帝京の選手の様に既に相撲のアンコ型に仕上がっていました。見るからに柔らかいけど力強い雲を突くような大男ばかりでした。栄養状態が必要十分な印象を受けました。

然るに同志社は、朝ご飯にアンパン一つといった出で立ちで、しんどいことは積極的(?)に回避した様な体格(←あくまで想像です)でした。人は「見た目」が大事なのだ!

これが地獄から這い上がろうとする姿か?

冗談は兎も角、昨季7戦全敗で奈落の底に転がり落ちた筈の同志社に、死に物狂いで這い上がって来ようとする気概、その片鱗さえも私には垣間見ることが出来ませんでした。少なくとも私の眼(←信用出来ん!)には、現時点での到達レベルが「関西リーグ最低レベルのフィジカル」の様に思えました。Pessimistと言われようが、正直な春一番の印象です。

かくして迎えた今季初戦の同志社・立命館戦。前日に関西学院大学B戦に勝利していただけに、少しだけ淡い期待を抱いて南大阪のド田舎から京都の田舎(←ドは付かない)へ大枚4千円の交通費(往復)と2時間(片道)の所要時間を掛けて観戦&撮影に馳せ参じました。さほど強くもない立命館が相手ですから、勝てないまでもフォワード戦で踏ん張れば、そこそこ接戦になるのかもと・・・。

なんだか昨季秋の開幕立命館戦を見ているような・・

結果はご覧の通りですが、何もかもあらゆる場面で完全に負けてました。特に当たり負けてブレークダウンの攻防で大きく劣後、得意とする展開力でも劣勢でしたから勝ち目はありません。それにしてもラインアウトの酷さたるや、ここ一番の勝負時を自ら潰してしまいました。

でも一番に残念だったのは、繰り返しになりますが、入れ替え戦という「地獄の淵」からリスタートし、天を目指し這い上がろうとする気概、執念、気迫、意気込みが微塵も感じられなかった点にあります。鬼気迫るものが全く感じられない、平々凡々としたおぼっちゃまプレーの連続、そう他校から揶揄されても返す言葉もありません。

明らかに立命館の方が意気軒昂であり、勝利への執念を選手も観客席の学生もあからさまに見せつけていました。

正直、同志社ファンの大半がそのプレイ内容の酷さに唖然とした、あの「昨季秋シーズン開幕の立命館戦」を思い出しました。ああ、今年もこのまま低空飛行が継続するのかと・・。誰もが悲観に暮れる試合内容でした。ホンマ酷過ぎ・・・!とほほほほ・・・。

今年の同志社はどんなラグビーを目指しているのか・・?

更に申し上げれば、「今年度の同志社が志向するラグビー」のその片鱗さえも見られなかった点であります。徹底的な高速展開ラグビーなのか、防御主体の地道なラグビーなのか…私には全く理解できない有様・・です。何の特徴もない、これまでの延長戦上の凡庸なラグビーに何の策もなく終始した様に思えました。(私だけ?)

基本思想も基本構想もなく、のんべんだらりとメリハリ無く、これまで通りの練習を淡々と官僚的に学生主体で継続しているような・・。(←スミマセン、エビデンスも無く、我ながら言いたい放題ですね)

N総監督さんはほとんど練習に参加されないようですから、命運を託した今年の「同志社ラグビー」は「酒井ラグビー」ってことになるんでしょうが、どんな基本スタンスで臨まれるのか一度聞いてみたいものです。(DRFC総会でお披露目のご挨拶があったのかもしれませんが、何分伝わって来ないもので・・)

浅薄な低レベルの私の知識や経験では、どんなラグビーを目指しているのか、正直、立命戦では全く手掛かりさえも掴めませんでした。

んんん、手応えを感じたですと・・?

「今年の同志社ラグビーは、Origin(原点回帰)だ」なんて回答でしたら、そりゃ~具体的には一体何なのだと地獄の底まで突っ込みまくるぞぉ~~って気になります。爺ちゃんは、実に過激で意地悪なのだ。

そもそもが、去年なぜ失敗したかの原因究明が肝心(←今頃遅過ぎ!)なんでしょうが、受験勉強と一緒で明確な「傾向と対策」が出来ているのでしょうか。その明快な答えを問うと、ううん・・・なんて考え込んでしまわれるんでしょうか・・・。

試合の翌日、酒井HCが「(立命館戦に)手応えを感じた。」旨、マスコミにコメントされたとの情報が伝わってきました。手応え・・・?、ワタシャ、「マイナスの手応え」しか感じなかったのですが、きっと誤報ですよね。選りに選って手応えを感じるなんて、いくら何でも・・。(あり得ない!)

今年は例年以上に良い選手が揃ってると思ってるのですが、買い被りなのでしょうか?それとも・・、おっとこれは言いっこなしですね。きっとガバナンスの問題があるんでしょうが、おっと、それは別の機会にでも・・・。

以上

(P.S.)読み返せば、勝手なことばかり一方的に書き込んで、誠に申し訳ありません。今年も罪滅ぼしに出来るだけ多くの試合写真を撮り続けますので、何卒ご容赦ください。(F)

(ご注意)写真と本文中の内容とは、一切関係がありません。当記事は、憶測に基づいたさいたま69の個人的見解であり、何の信憑性もございません。

    

同志社ラグビー ア・ラ・カ・ル・ト

当ホームページは、同志社ラグビーファンクラブ(略称:DRFC)ホームページのサブホームページとして活用しておりましたが、2022年4月のDRFC・HP管理担当者の変更に伴い、独立して運用することといたしました。 従って、DRFCとは全く関係のない、さいたま69の個人用Webとして運用してまいりますので、何卒、ご承知置き下さい。かなり傾斜を掛けて記述してりますので、賛同できる方のみご覧ください。