ええぇ~、これって良いのかなぁ・・?

11/20近畿大学戦、久し振りにバックスタンド(裏正面)に廻って撮影しました。メインスタンドやピッチ後方と違って見える景色が新鮮で広々とした印象です。特に西京極は陸上競技場でありフィールドが遠いので、いつも観戦者から不興を囲っておりますが、バックグランドの方が少々近い様で、まだしも一層の臨場感が感じられます。

そのバックグランドから観戦して、同志社メンバーに思わず「ええぇ~~」と感じたことが少なからずありました。これは私だけの価値観に基づく印象や判断によるものであり、「正しい」とか「間違ってる」とか言った類ではありません。況や修正しろなんて話では一切ありませんが、こう言う(皮肉れた?)見方をする人もあるのだな‥と言う意味で御知り置きいただきたく非難覚悟で敢えて記載しました。

まずは試合前の校歌斉唱の場面。一見何の変哲もない場面なのでしょうが皆さんはどう思われますか?。ん、何んとも思わない・・?

私は、一見して以下の2点が気になりました。

一つは校歌斉唱時にチームの団結を示す「肩の組み方」です。腰に回すも良し、肩に回すも良しなのですが、てんでバラバラですね。(←それがどうした。文句があるか!・・と坂田三吉も言ってます。)

選手の背丈に大きな高低があるからなのかもしれません。(じゃ、全部腰にしたら・・)

以前、全盛時の帝京が見事に肩に手で隊列を組んでいたのを思い出します。現在の強豪校はどうしているのでしょうか。細かいところまで目配せしているような気がしております。


もう一つは、靴下の履き方です。実は最近(と言っても1か月前くらい)やっと気付きました。足首までズレ落ちた靴下くらいすぐに直せよ・・と思っていたのですが、これが大間違い。どうも丁寧に折り曲げて重ねて足首近くで敢えて揃えて履いているようです。

足が長く見えるためなのか、動き易いからなのか理由が判然としないのですが、高校ラグビーを中心にどうも若い選手に流行っているみたいです。しかも素足に靴下の選手もいれば黒いアンダー靴下(サポーター?)着用もあるので、一見何か違う種類の靴下の様にも見えてしまいます。まだまだ足首派は少数ですが、これまた一見してチームがバラバラだとの印象を与えます。

終末期に突入した我々爺ちゃんには、この「バラバラ」が許し難いのであります。(私だけ?)当然、見栄えが悪いと言ったこともありますが、本質的問題は別のところに存在すると思っています。(後述)

次にご覧にいただいたのは、後半開始直前に選手が輪を組んでチームの一体化と士気の昂揚と気合の注入を図ろうとしている場面です。試合は被ゼロ封状態で相手チームが一方的優位な展開。起死回生を期して、まずは後半一発目のトライが欲しい・・そんな緊張した場面です。

この写真、皆さんは、どうお感じになりますか?

会場に居ればすぐに違和感を感じられたことでしょう。見えにくいのですが、フィールドでAの選手が張り切ってイザヤイザヤの出陣と言う時に、一体全体応援のスタンドの学生の皆さんは何をしているのでしょうか?

近畿大の学生たちが(コロナで大声での応援禁止を無視して)少々下卑た声援を無邪気に大声で発していましたが、これもご愛敬と言うもの。グランドの選手とスタンドの選手の一体感が感じられました。然るに同志社サイドは、これまたてんでバラバラ。

同志社学生スタンドでは、スマホを見たりおしゃべりしたりで、グランドの選手たちを声援で後押しするなんてことは、バックスタンドから見ている限り微塵も感じられませんでした。

閑話休題。上記の2場面の「気になり事項」は、実に些末な話であります。恐らく、その事象自体はどうでも良い話なのでしょう。良いとも悪いとも、まあそんなに気にすることもないことだと思うのです。細かいことでクチャクチャ言うなと叱られそうです。


ただ、怖いのは、このことが「一事が万事」に繋がる話なのかもしれません。

経営者の方や企業や団体のマネジメント経験された方の中には、ふっと「組織体制の弱さ」が偶然にも顕在化している場面かと懸念を感じられる方もいらっしゃると思います。些末ながらも特にガバナンスが効いてない組織にありがちな事象だと私は感じています。特に後者は深刻な事象だと思う次第です。


要は組織全体への徹底力、浸透力が欠けていないかと言うことです。換言すれば、ガバナンス問題(=マネジメント層問題)に他なりません。

これまで同志社が全勝で突き進んでくれれば、どおってことも感じないのでしょうが、2勝4敗(2022.11.22)では「やっぱりね」と思ってしまう話でもあります。少なくとも組織全体に目配りが行き届いてないなぁと感じる2022年度の最終盤のお話しでした。

ま、所詮は大学選手権不出場が確定した秋の夜長、晩節を汚す老人の繰り言、針小棒大が大好きなワタクシの盛り盛り話でした。


只々、住みにくい世の中になったものですね。2年連続4位以下、やだやだ・・。

まだまだ、いろんなことを感じたのですが、これ以上言うといい加減にしろとの声が聞こえてきそうです。お後が宜しい様で・・。(F:2022.11.22)


(ご注意)

写真と文章は、今回に限り密接に関連しております。上記内容は、特定の人物を評価・非難するものではありません。(以上)

      

同志社ラグビー ア・ラ・カ・ル・ト

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